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経営論(19講話)▼
京セラの発展と経営スローガン
(1994年7月7日 第3回盛和塾全国大会)概要
本講話は1994年7月7日「第3回盛和塾全国大会」にて「京セラの発展と経営スローガン」と題し、年次方針として毎年年頭に掲げてきた経営スローガンを例に、経営トップとしてどのような考え方のもとに経営し、また全従業員を叱咤激励するのか、その重要性について説いている。
目次
- 経営スローガンを掲げる理由
- 謙虚にして驕らず、さらに努力を
- 潜在意識にまで透徹するほどの強い持続した願望、熱意によって自分の立てた目標を達成しよう
- いかにして事業の多角化を成功させるか
- 潜在意識を活用して事業を伸ばす
- 考え方×熱意×能力=人生の結果・仕事の結果
- 新しき計画の成就は只不屈不撓の一心にあり。さらばひたむきに、只想え、気高く、強く、一筋に
- あらゆる可能性を限りなく追求することによって、卓越した先見性を身につけよう

努力を極める
(1995年3月14日 群馬開塾式)概要
経営者とは、どんなに忙しくても、瞬間、瞬間にど真剣に意を注ぎ、創意工夫を重ね一生懸命に仕事をしなければならない。従業員にも一生懸命に仕事をしてもらうためにはリーダーが「心を高める」ことが重要である。本講話では、商いの道に大義名分を説いた石田梅岩の教えをもとに、働くことを通じて「心を高める」ことの重要性が説かれている。
目次
- 一生懸命に働く
- 集中すると創意工夫が生まれる
- 「有意注意」を習慣化する
- 従業員にも一生懸命になってもらう
- 一途な努力で将来が「見える」
- 次世代の経営者に期待すること
- ビジネスの大義名分を説いた石田梅岩
- 日々の仕事で精進し、悟りを開く
- 必要なのは経営者が「心を高める」こと

経営はトップの哲学、考え方で決まる
(1995年5月19日 関西7塾合同例会)概要
会社の業績や状態は、トップの持っている考え方で決まってくる。人間として正しい考え方、「利他の心」を判断基準にし、日々心を高めていくことが重要である。そのためには、単に個人的な欲望から事業の成功を願うのではなく、少しずつ自らの心を高め、美しい心で人のために尽くすことを働く目的にすべきである。本講話はそのような経営者としてのあるべき姿をわかりやすく説いた内容となっている。
目次
- DDIフィロソフィについて
- 経営はトップの意志と考え方で決まる
- どこを目指すかで考え方は変わる
- どういう人生を生きるかが問題
- 「人間として何が正しいのか」を経営の判断基準とする
- 「利他の心」を判断基準とする
- 反省のある人生を送る
- 哲学なき社会を憂う
- 会社のフィロソフィをつくり、経営を伸ばす

中小零細企業が大企業に発展するためには
(1996年7月5日 第5回盛和塾全国大会)概要
本講話は、事業を成功に導くためには、どのような考え方が必要なのか、京都の企業を例に挙げながら話されている。また、中小零細企業を大企業に発展させていく、トップとしての心のあり方がわかりやすく説かれている。
目次
- 事業を成功に導くには努力の積み重ねしかない
- 素人がつくりあげた京都の先端産業
- 危機感と飢餓感がもたらした創意工夫が新分野を拓く
- 生き延びたい一心で新市場・新製品を開発し続ける
- 目標の置き方で会社の将来像は決まる

起業の才覚 企業成長のプロセス
(1996年9月19日 中部地区塾長例会講話)概要
景気回復が進まない中で、いかに利益を生み出していくかに悩む塾生の要望に応える形で行われた講話。ベンチャーから大企業へと成長を遂げた京都企業の軌跡と経営者の才覚、中小企業からいかに成長するかについて解説している。
目次
- 事業家とは、何の変哲もないことを事業にする才覚をもった人
- 物流部門を、すばらしい事業に育て上げる
- 創意工夫で高収益の事業に変える
- 「素人の発想」が京都の優良企業の原型
- 京都企業経営者に共通する八つの気質
- みんな、はじめは素人だった
- 安定と成長に不可欠な多角化展開
- 多角化がもたらす安定性と危険性
- 危険な道だからこそ、得意技を生かす
- 多角化の失敗例と難しさ
- 打った飛び石をつなげる
- 「多角化」という坂道を登る方法
- 企業の成長と同時に、人間的な成長に努める

なぜアメーバ経営が必要か
(2000年8月26日 第8回全国大会)概要
本講話は「アメーバ経営のあり方」について体系的な解説が行われた京セラ北米チームセミナー(2000年)の講話がベースとなっている。アメーバ経営の目的とその留意点、そして京セラフィロソフィとの関係性を明らかにしたその内容は、全員参加経営を正しく実践するための示唆に満ちている。
目次
- はじめに
- マーケットに直結した部門別採算制度の確立
- 経営者意識を持つ人材の育成
- 経営理念をベースとした全員参加経営の実現
- アメーバ組織のつくり方
- アメーバ間の値決め
- アメーバ経営におけるリーダーの姿
- アメーバ経営が実現するもの

フィロソフィを学び、業績を向上させる
(2004年4月13日 全国世話人会)概要
本講話は、会社の業績を向上させるためには、自らが信じるフィロソフィを心の中に落とし込み、信念にまで高めて従業員と共有していかなければならない、と力説。フィロソフィ、経営12ヵ条を学ぶ、本当の意味を説く。
目次
- 業績を向上させる強い意志、強い経営者魂
- 感動できる人でなければ経営はできない-常に積極的で前向きな姿勢であれ-
- ぼやいた時点で経営者失格-物事を明るくポジティブに受け取る-
- 損益計算書を読みこなし、使いこなす
- フィロソフィを共有する-従業員を同志、パートナーに-
- 同じ魂が求め合い、引き寄せ合う
- すべてをポジティブに受け取る

会計「能力」を高める、経営を伸ばす
(2004年12月14日 盛和塾関東地区合同例会)概要
本講話は「会計『能力』を高める、経営を伸ばす」と題し、まずは人としての「正しい考え方」を身につけ、その上で会計能力を高めるために実践する原則について5つの項目を解説されている。
目次
- 経営者としての「能力」を高める
- 「1対1対応」の原則
- 筋肉質の経営に徹する
- 完璧主義の原則
- ダブルチェックの原則
- キャッシュベース経営の原則

不況を次の発展の飛躍台に -一つの予防策と五つの対策-
(2008年05月13日 盛和塾中部東海地区合同例会)概要
経営者の考え方、処し方いかんで、不況は企業の成長のチャンスとなる――。厳しい不況を幾度も乗り越えてきた経験をもとに、不況への予防策と五つの対策を、第1次オイルショック時の具体例を挙げて説き明かす。
目次
- 不況は成長のチャンス
- 〈不況に備えての予防策〉高収益であれ
- 〈不況における対策①〉全員で営業する
- 〈不況における対策②〉新製品開発に全力を尽くす
- 〈不況における対策③〉原価を徹底的に引き下げる
- 〈不況における対策④〉高い生産性を維持する
- 〈不況における対策⑤〉良好な人間関係を築く

アメーバ経営は
どのようにして誕生したか
概要
本講話は、アメーバ経営がどのような経緯で誕生したのか、また、その仕組みや運用上のポイントについて詳細に述べられている。
目次
- アメーバ経営の発想の原点
- アメーバ組織と売上計上
- 時間当り採算制度の仕組み
- 運用上のポイント
- アメーバ経営の特長

経営のこころⅠ
-判断基準、ミッション、ビジョン、フィロフィ-
概要
「経営のこころ」というテーマで、自らの経営を振り返りながら、経営における判断基準、ミッション(使命)、ビジョン(目標)、フィロソフィ(哲学)の必要性を述べた講話。経営者はこの「経営のこころ」を持った、すばらしい精神風土の企業をつくらなければならないと説いている。
目次
- はじめに
- 「敬天」の思想と「人間として何が正しいのか」という判断基準
- 「愛人」の思想と「全従業員の物心両面の幸福を追求する」という経営理念
- 京セラ成長のパワーの源泉は「夢」「希望」「ビジョン」
- 「フィロソフィ」はいかにして誕生したか
- ミッション、ビジョン、フィロソフィを確立し、ひたむきな努力を重ね続ける
- 稲盛経営哲学と資本主義発展の道
- 中国に普及する「経営のこころ」

経営のこころⅡ
-フィロソフィの根本思想-
概要
「経営のこころⅡ-フィロソフィの根本思想-」というテーマで、自らの経営思想(フィロソフィ)の根幹について、創業当時からの経営を振り返りながら、説かれている。フィロソフィの根幹には、他を利し、他によかれかしと願う確固たる思想があり、そのような考え方で行動すれば必ずやすばらしい結果につながると話されている。
目次
- はじめに
- 人間として正しいことを正しいままに貫く
- 自利と利他
- 足るを知る
- 共に生きる
- 日本航空再建に込めた三つの思い

人と企業を成長発展に導くもの
-日本航空再建の真の要因と日本経済の再生について-
概要
日本航空の再建が成った経緯とその要因を語るとともに、企業経営を成功に導き、さらには低迷する日本経済を再生させるために不可欠な激しい闘争心について説く。
目次
- 人と企業を成長発展に導くものとは
- 日本航空再建の真の要因
- 盛和塾生による「利他の心」の実践
- なぜ日本航空再建は順調に進んだのか
- 「フィロソフィ」による意識改革
- 「アメーバ経営」による組織改革
- 「隠れ念仏」によって育まれた感謝の思い
- 「神の助け」が日本航空の奇跡的な回復をもたらしてくれた
- 「人間として何が正しいか」で判断したアメリカン航空との提携継続
- 経営とは波瀾万丈
- 経営者にはすさまじい闘争心が必要不可欠
- 「京セラ社員よ、闘争心を持て」
- 低迷する日本経済に足りないのは、強い意志と燃えるような闘争心
- 燃える闘魂を持ち、美しい心を羅針盤とする

経営12ヶ条(第1条~第4条)
(2012年12月11日 西日本地区忘年塾長例会)概要
本講話は「経営12ヶ条(第1条~第4条)」(正式版)の一部を抜粋したものです。
[出典] 2012年12月11日 盛和塾西日本地区忘年塾長例会
世の中の複雑に見える現象も、それを動かしている原理さえわかれば、簡単に理解することができる。同様に、物事の本質にまでさかのぼれば、経営とは実はシンプルなものである。
京セラ、KDDI、JALでの経営体験から導かれた「稲盛経営12ヶ条」は、どうすれば会社経営がうまくいくのかを解説した経営の真髄である。本講話では、その第1条~第4条をわかりやすく解説する。
目次
- はじめに 「経営12ヶ条」の力を信じて実践する
- 第1条 事業の目的・意義を明確にする
- 第2条 具体的な目標を立てる
- 第3条 強烈な願望を心に抱く
- 第4条 誰にも負けない努力をする

経営12ヶ条(第5条~第12条)
(2013年7月18日 第21回世界大会)概要
世の中の複雑な現象も、それを動かしている原理さえわかれば、明快に理解することができる。同様に、経営においても、いくつかの原理原則にもとづけば、正しく会社の舵取りができる。
「経営12ヶ条」は、どうすれば会社経営がうまくいくのか、その真髄を明らかにしている。本講話では、前巻の第1条~第4条の解説に引き続き、後半部分である第5条から第12条の内容を具体的にわかりやすく解説している。
目次
- はじめに 「経営12ヶ条」の力を信じて実践する
- 第5条 売上を最大限に伸ばし、経費を最小限に抑える
- 第6条 値決めは経営
- 第7条 経営は強い意志で決まる
- 第8条 燃える闘魂
- 第9条 勇気をもって事に当たる
- 第10条 常に創造的な仕事をする
- 第11条 思いやりの心で誠実に
- 第12条 常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で

日本航空の再建
-フィロソフィに基づく経営-
概要
本講話は、2014年にオックスフォード大学で話されたものである。日本航空の再建を振り返り、再建を導いた5つの要因、そのベースとなった「フィロソフィに基づく経営」が生まれた背景、重要性について説いている。また最後に、この経営のあり方こそが、現在の資本主義の矛盾を是正していくものではないかと述べている。
目次
- はじめに
- 日本航空再建の3つの大義
- 再建に導いた5つの要因
- フィロソフィに基づく経営はいかにして生まれたのか
- フィロソフィに基づく経営の重要性

働き方
-経営者はいかに働くべきか-
概要
本講話は2014年6月29日「稲盛経営哲学<杭州>報告会」にて「働き方-経営者はいかに働くべきか-」と題し、経営者は「何としても事業を成功させたい」という強い思いを持つことが重要であること、また経営者の「考え方」が企業の盛衰を決めるということを自覚し、無私の心で働くことの重要性を説いている。
目次
- はじめに
- 強烈な願望を抱く
- 誰にも負けない努力をする
- 全従業員の物心両面の幸福のために働く
- 経営者の「考え方」が企業の盛衰を決める
- 「無私の心」で働く
- 「世のため人のため」に働く
- 「善きこと」をなすことで魂を磨くことが人生の目的

なぜ企業は高収益でなければならないのか
(2014年12月17日 西日本地区忘年塾長例会)概要
企業経営の目的である、全従業員の物心両面の幸福を追求するためには、企業が高収益でなければならない。高収益の世界へ「すむ世界」を変えるためにはどのような考え方を持ち、どのように実践していけばよいのか。本講話では、そのような高収益な企業であるための方法をわかりやすく説いている。
目次
- はじめに
- 京セラの高収益経営の原点
- 創意工夫に努めることで高収益体質をつくる
- 高収益でなければならない六つの理由
- どのぐらいの利益率を目指すのか
- 高収益の世界へ「すむ世界」を変える

なぜ経営に利他の心が必要なのか
(2015年6月25日 立命館大学 稲盛経営哲学研究センター開設記念講演)概要
本内容は2015年6月25日「立命館大学 稲盛経営哲学研究センター開設記念講演」をもとに制作しています。優しい思いやりの心をもって取り組む経営と、熾烈な市場競争の中、強い気持ちをもって業績を伸ばす経営との両立はいかにして可能なのか。京セラ、KDDI、日本航空の経営から具体的な事例を引き合いにして「利他の心」が経営にあたえる影響を説く。
目次
- はじめに
- 「従業員のため」という経営理念が京セラ急成長のベース
- 「国民のため」という純粋な思いがKDDI成功の原動力
- 「世のため人のため」に臨んだ日本航空の再建
- 日本航空が生まれ変わった要因①―利他の経営理念―
- 日本航空が生まれ変わった要因②―フィロソフィによる意識改革―
- 利己的な欲望は必ず没落を招く
- なぜ利他の心が企業を成長発展させるのか
- 利他の心こそが資本主義社会を救う

リーダー論(11講話)▼
企業経営を好転させる哲学
(1994年8月9日 関東ブロック合同塾長例会)概要
本講話は1994年8月9日「盛和塾関東ブロック合同塾長例会」にて「企業経営を好転させる哲学」と題し、冒頭、第二電電の関連するPHS事業の新社長向けにまとめた「社長心得八ヵ条」を紹介している。また、第二電電や米国企業を買収したときの事例などから、企業哲学の重要性について説いている。
目次
- 社長としての心構え
- なぜ経営に哲学が必要なのか
- 社風とは、従業員の心がつくるもの
- 烈風吹きすさぶような厳しさを含んだ優しさを
- 私心なき動機で成功に導いた、通信事業の創業
- 善意の買収が、業績向上の鍵となる

経営者の判断基準
(1994年4月7日 宮崎開塾式)概要
本講話は、経営者の人間性が高まらない限り、本当の意味で社員を率いていくことはできないこと、また、福沢諭吉の教えをもとに、「人間として正しいこと、道徳に基づいた判断基準をもつこと」の重要性が説かれている。
目次
- リーダーにふさわしい人間性を備える
- 努力と道徳の人 二宮尊徳
- 「人間として何が正しいか」を判断基準におく
- 全従業員の物心両面の幸福を追求する
- 経営者に求められる闘争心と責任

人心をつかむ
(1995年4月26日 千葉開塾式講話)概要
本講話は1995年4月26日「千葉開塾式講話」から「人心をつかむ」と題して、従業員とのコミュニケーションのはかり方、経営理念を共有することの重要性などが詳細に解説されている。また、石田梅岩の石門心学を引き合いに、企業が正々堂々と利益を追求することの正しさを示しており、経営者への示唆に富んだ内容となっている。
目次
- 信じ合える人間関係をつくる
- 従業員とのコミュニケーションをはかる機会をつくる
- 大義名分を掲げ理念を高め続ける
- 公明正大に利益を追求する

フィロソフィを信念にまで高める
(2004年6月15日 四国地区合同例会[編集版])概要
本講話は2004年6月15日「盛和塾四国地区合同例会」にて「フィロソフィを信念にまで高める」と題し、学びえた知識や哲学をいかにして腑に落とし、信念にまで高めるのか、実践的な心の修養をひもとかれた内容となっている。
目次
- フィロソフィを信念にまで高める

リーダーが持つべき4つの心得
(2005年4月13日 ニューヨーク開塾式)概要
事業で成功することはできても、それを持続していくことは至難の技である。会社をすばらしい大企業へと成長させていくには、トップの持つ考え方が鍵となる。
「才能を私物化しない」、「善きことを思う」など、経営者を大成させるための4つの心得について解説する。
目次
- リーダーとして持つべき人間性を学ぶ
- 謙虚にして驕らず
- 思念は必ず実現する
- 宇宙はあらゆるものを進化発展させる
- 利他の心が調和をもたらす
- すばらしい経営者を目指して

西郷南洲が教えるトップのあり方
(2005年9月15日 第13回全国大会)概要
明治維新を成し遂げた西郷南洲(隆盛)の遺訓をもとに、リーダーとしてのあるべき姿を紐解く。たとえ小さな会社(組織)のリーダーであろうとも、「人間として正しい道を進まなければならない」「相手に真心を尽くし、決して偽りやはかりごとを用いてはならない」「自分を横に置いて判断せよ」など、珠玉の教えを通して、現代にも通じる、人として歩むべき道を指し示す。
目次
- はじめに
- 日常のなかで実践してこそ学びは本物になる
- 西郷南洲が教える人の生き方、トップのあり方
- 上に立つ者は率先垂範せよ
- 児孫の為に美田を買わず
- 正道を踏み至誠を推し、一時の詐謀を用ふ可からず
- 節義廉恥を失ひて、国を維持するの道決して有らず
- 己れを愛するは善からぬことの第一也
- 手に負えないほどの大人物でなければ、艱難を共にして大業は成し得られない
- 真の機会は、理を尽して行ひ、勢を審かにして動く
- 才に任せて為す事は、危くして見て居られぬものぞ

リーダーのあり方
(2007年10月20日 GEFグループ交流勉強会での講話)概要
2007年10月20日、盛和塾ブラジルツアーにて行われた講話。リーダーに必要な三つの要件「ビジョン」「ミッション」「人格」について、人生方程式や京セラフィロソフィの考え方とともに、京セラ設立当初の出来事、第二電電の創業など自身の経験を交えて説いている。
目次
- 経営者に必要な三つのもの―ビジョン、ミッション、人格
- 世界一の企業を目指す創業時からのビジョン
- ミッションを確立するに至った従業員の反乱
- 従業員が安心して働き、実績を上げた結果として、会社の価値が高まる
- 大義のあるミッションを掲げる―第二電電創業時の例
- リーダーには高邁な人格が必要とされる
- 「人生・仕事の結果」=「考え方」×「熱意」×「能力」
- 考え方の重要さについて
- 地味な努力を積み重ねる
- 創意工夫をする
- ガラス張り経営
- 企業の成功や永続はリーダーが持つ考え方による

正しい判断をする
(2011年9月12日 関西地区塾長例会)概要
本講話は「正しい判断をする」と題して、経営トップが絶対に間違えることの出来ない数々の判断をいかにして正しく導くことができるかについて、日本航空、京セラでの体験をもとに説明されている。正しいことを正しいままに貫く、常に有意注意で物事に向き合うことなど、常日頃から意識すべき要諦の数々が示されている。
目次
- はじめに
- 心の中に規範を持つ
- 本能をもとに判断してはならない
- 正しきを貫くことで結ばれたアメリカン航空との絆
- すさまじい集中力を持つ
- アモルファスシリコンドラムの開発
- 有意注意を習慣にして判断力を磨く
- マクロとミクロを両立させる
- MBA取得者こそ現場で勉強すべき
- 迷った時には原点に返る
- 正しい判断を通じて企業を成長発展させる

企業統治の要諦
-従業員をモチベートする-
概要
企業を大きく発展させようとするとき、そのベースとなる企業統治の要諦は、従業員のモチベーションを高めることにある。本講話では、従業員との接し方から、ビジョンやミッション、そしてフィロソフィの重要性について、京セラや第二電電における事例をもとに解説している。現場社員のモチベーションを上げたい経営者・リーダーに最適の講話。
目次
- 従業員をパートナーにする
- 従業員を自分に惚れ込ませる
- 仕事の意義を説く
- ビジョンを掲げる
- ミッションを確立する
- 第二電電創業の大義名分
- 太陽光発電事業の大義名分
- あらゆる事業で大義名分を掲げる
- フィロソフィを共有する
- フィロソフィは文化を越える
- 企業統治の要諦は従業員をモチベートすること

リーダーとして目標をいかに実現するか
(2015年12月22日 盛和塾東日本地区忘年塾長例会)概要
本講話は2015年12月22日「盛和塾東日本地区忘年塾長例会」にて「リーダーとして目標をいかに実現するか」と題し、経営とはリーダーが持つ思い、意志によって決まる、リーダーとしてどのような思いを持つべきかを詳細に説いている。
目次
- はじめに
- 明確な目標を立て、達成できると信じる
- 目標達成の具体的・論理的方法を検討し続ける
- 目標を達成する方法を部下に示し、自信を持たせる
- 部下の意見を聞き、経営への参画意識を持たせる
- ど真剣に気を込めて、日々採算をつくる
- おわりに

敬天愛人を生きる
(2017年12月19日 東日本地区忘年塾長例会)概要
庄内藩の有志たちが西郷隆盛の言葉を編纂した書物『南洲翁遺訓集』より、経営者・リーダーにとって特に重要な項目を解説する。現代に生きる私たちは「敬天愛人」や「無私」など、西郷の思想をどう理解し、人生に取り入れていくべきなのか。京セラ・第二電電創業時のエピソードを語る中で、稲盛哲学の原点が明らかになる。
目次
- はじめに
- 「敬天愛人」との出会い
- 「天」が指し示す正道をゆく
- 従業員の幸福を追求する経営理念
- トップに欠かせない自己犠牲の精神
- リーダーは損を引き受ける勇気を持て
- 混迷する世相を救うリーダー像
- 無私の精神をもって臨んだ電気通信事業
- 純粋で美しい思いが勝利へと導く
- 自分の生き方を魂に染み込ませる

フィロソフィ(17講話)▼
京セラフィロソフィの紐解き No.1
(1998年9月3日 東北地区合同例会)概要
京セラを創業して以来、自らの経営体験をもとに編み出した経営哲学を1冊の手帳にまとめた『京セラフィロソフィ手帳』。その真髄を初めて解き明かしたのが、「京セラフィロソフィの紐解き講話シリーズ」である。
その最初の巻にあたる本講話では、京セラフィロソフィ誕生の経緯と必要性、最も基本となる第1章「経営の心」について、余すところなく語られている。
目次
- 「京セラフィロソフィ」の誕生
- 登る山が違えば、必要となる考え方も変わる
- 「京セラフィロソフィ手帳」について
- 心をベースとして経営する
- 公明正大に利益を追求する
- 原理原則にしたがう
- お客様第一主義を貫く
- 大家族主義で経営する
- 実力主義に徹する
- パートナーシップを重視する

京セラフィロソフィの紐解き No.2
(1998年11月30日 関西地区合同例会)概要
本講話は「京セラフィロソフィの紐解き No.2」(正式版)の一部を抜粋したものです。
[出典] 1998年11月30日 盛和塾関西地区合同例会
稲盛経営哲学の真髄を解き明かした「京セラフィロソフィの紐解きシリーズ」の第2段。フィロソフィの最初にある「経営のこころ」の中から、全員参加経営や独創性、高い目標など、フィロソフィの根幹にある考え方を、実体験をもとにくわしく解説している。
目次
- はじめに
- 全員参加で経営する
- ベクトルを合わせる
- 独創性を重んじる
- ガラス張りで経営する
- 高い目標を持つ

京セラフィロソフィの紐解き No.3
(1999年3月25日 長野開塾式)概要
稲盛経営哲学の真髄を解き明かした「京セラフィロソフィの紐解きシリーズ」の第3段。第2章「すばらしい人生をおくるために」の最初の節「心を高める」から、「宇宙の意志と調和する心」、「愛と誠と調和の心をベースとする」、「素直な心をもつ」など、稲盛哲学の根幹をなす思想について、具体例とともに平易に解説する。
目次
- 心を高めれば道は平らになる
- 「宇宙の意志」と調和する心
- 愛と誠と調和の心をベースとする
- きれいな心で願望を描く
- 素直な心を持つ
- 常に謙虚であらねばならない

京セラフィロソフィの紐解き No.4
(1999年4月12日 九州地区合同塾長例会)概要
稲盛経営哲学の真髄を解き明かした「京セラフィロソフィの紐解きシリーズ」の第4回目。第2章「すばらしい人生をおくるために」の第1節「心を高める」から「感謝の気持ちをもつ」、「常に明るく」、また、第2節「より良い仕事をする」から「仲間のために尽くす」、「信頼関係を築く」など、稲盛経営哲学の根底を流れる思想について、わかりやすく解説する。
目次
- 感謝の気持ちをもつ
- 常に明るく
- 仲間のために尽くす
- 信頼関係を築く
- 完全主義を貫く
- 真面目に一生懸命仕事に打ち込む

京セラフィロソフィの紐解き No.5
(1999年5月21日 関西地区合同塾長例会)概要
稲盛経営哲学の真髄を解き明かした「京セラフィロソフィの紐解きシリーズ」の5回目。第2章「すばらしい人生をおくるために」の第2節「より良い仕事をする」から、「地味な努力を積み重ねる」「自ら燃える」「率先垂範する」など、稲盛哲学の根幹をなす思想について、わかりやすく解説する。
目次
- 地味な努力を積み重ねる
- 自ら燃える
- 仕事を好きになる
- ものごとの本質を究める
- 渦の中心になれ
- 率先垂範する

京セラフィロソフィの紐解き No.6
(1999年6月2日 中部地区合同塾長例会)概要
稲盛経営哲学の真髄を解き明かした「京セラフィロソフィの紐解きシリーズ」の6回目。第2章「すばらしい人生をおくるために」の第2節「より良い仕事をする」から、「自らを追い込む」「本音でぶつかれ」「私心のない判断を行う」など、稲盛哲学の根幹をなす思想について、わかりやすく解説する。
目次
- 自らを追い込む
- 土俵の真ん中で相撲をとる
- 本音でぶつかれ
- 私心のない判断を行う
- バランスのとれた人間性を備える
- 知識より体得を重視する

京セラフィロソフィの紐解き No.7
(1999年6月15日 盛和塾関東地区合同例会)概要
稲盛経営哲学の真髄を解き明かした「京セラフィロソフィの紐解きシリーズ」の7回目。第2章「すばらしい人生をおくるために」の第2節「より良い仕事をする」から、「常に創造的な仕事をする」、第3節「正しい判断をする」から、「利他の心を判断基準にする」、「大胆さと細心さをあわせもつ」の3編を解説する。
目次
- 常に創造的な仕事をする
- 利他の心を判断基準にする
- 両極端をあわせもつ

京セラフィロソフィの紐解き No.8
(1999年7月7日 あおもり開塾式)概要
稲盛経営哲学の真髄を解き明かした「京セラフィロソフィの紐解きシリーズ」の8回目。「すばらしい人生をおくるために」の章から「有意注意で判断力を磨く」「フェアプレイ精神を貫く」「公私のけじめを大切にする」「潜在意識にまで透徹する強い持続した願望を持つ」の4編を解説。
目次
- 有意注意で判断力を磨く
- フェアプレイ精神を貫く
- 公私のけじめを大切にする
- 潜在意識にまで透徹する強い持続した願望を持つ

京セラフィロソフィの紐解き No.9
(1999年8月2日 九州地区合同塾長例会)概要
稲盛経営哲学の真髄を解き明かした「京セラフィロソフィの紐解きシリーズ」の9回目。第2章「すばらしい人生をおくるために」の第4節「新しいことを成し遂げる」から、「チャレンジ精神をもつ」「もうダメだというときが仕事のはじまり」などの5編を解説。
目次
- 人間の無限の可能性を追求する
- チャレンジ精神をもつ
- 開拓者であれ
- もうダメだというときが仕事のはじまり
- 信念を貫く

京セラフィロソフィの紐解き No.10
(1999年8月10日 北海道地区合同塾長例会)概要
稲盛経営哲学の真髄を解き明かした「京セラフィロソフィの紐解きシリーズ」の10回目。第2章「すばらしい人生をおくるために」の第4節「新しいことを成し遂げる」から「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」、第5節「困難に打ち勝つ」から「真の勇気をもつ」「自らの道は自ら切りひらく」「見えてくるまで考え抜く」などの項目について解説。
目次
- 楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する
- 真の勇気をもつ
- 闘争心を燃やす
- 自らの道は自ら切りひらく
- 有言実行でことにあたる
- 見えてくるまで考え抜く

京セラフィロソフィの紐解き No.11
(1999年8月27日 第7回全国大会)概要
稲盛経営哲学の真髄を解き明かした「京セラフィロソフィの紐解きシリーズ」の11回目。人生や仕事の問題に向き合う際の考え方はどうあるべきかについて説いた「成功するまで諦めない」「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」「一日一日をど真剣に生きる」の3編を解説。
目次
- 成功するまで諦めない
- 人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
- 一日一日をど真剣に生きる

京セラフィロソフィの紐解き No.12
(1999年8月28日 第7回全国大会)概要
稲盛経営哲学の真髄を解き明かした「京セラフィロソフィの紐解きシリーズ」の12回目。心の様相が現実に影響を与えることを解説した「心に描いたとおりになる」「夢を描く」、美しい心を意識することの大切さを説いた「動機善なりや、私心なかりしか」「純粋な心で人生を歩む」、自分そして相手にも厳しさと謙虚さを求める「小善は大悪に似たり」「反省ある人生をおくる」の6編が解説されている。
目次
- 心に描いたとおりになる
- 夢を描く
- 動機善なりや、私心なかりしか
- 純粋な心で人生を歩む
- 小善は大悪に似たり
- 反省ある人生をおくる

京セラフィロソフィの紐解き No.13
(1999年9月16日 関東地区合同塾長例会)概要
稲盛経営哲学の真髄を解き明かした「京セラフィロソフィの紐解きシリーズ」の13回目。「値決めは経営である」について、様々な角度から解説された内容。
目次
- 値決めは経営である① お客様が喜ぶ値段の一番高い点を瞬時に射止める
- 値決めは経営である② 夜鳴きうどんの値決めは経営者の才覚次第
- 値決めは経営である③ 他社ブランドに見る値決めの事例
- 値決めは経営である④ 原価を創造する
- 値決めは経営である⑤ 利益を確保する
- 値決めは経営である⑥ 値決めは経営トップの仕事

京セラフィロソフィの紐解き No.14
(1999年10月28日 盛和塾中部地区合同例会)概要
稲盛経営哲学の真髄を解き明かした「京セラフィロソフィの紐解きシリーズ」の14回目。経営の本質をつく「売上を極大に、経費を極小に」「日々採算をつくる」「健全資産の原則を貫く」の他、全員で高い目標を実現していくために必要な考え方である「能力を未来進行形でとらえる」「目標を周知徹底する」などが解説されている。
目次
- 売上を極大に、経費を極小に
- 日々採算をつくる
- 健全資産の原則を貫く
- 能力を未来進行形でとらえる
- 目標を周知徹底する

京セラフィロソフィの紐解き No.15
(1999年12月6日 関西地区塾長例会)概要
稲盛経営哲学の真髄を解き明かした「京セラフィロソフィの紐解きシリーズ」の15回目。ここで紹介されるフィロソフィの一つ一つは、「日々の仕事を進めるにあたって」と題された章の項目です。これらを従業員一人一人が意識し、血肉化していくことで、企業をあるべき姿へと変えていくことができます。
目次
- 採算意識を高める
- 倹約を旨とする
- 必要なときに必要なだけ購入する
- 現場主義に徹する
- 経験則を重視する
- 手の切れるような製品をつくる
- 人生の価値と人生の目的

京セラフィロソフィの紐解き No.16
(2000年3月20日 関西地区塾長例会)概要
稲盛経営哲学の真髄を解き明かした「京セラフィロソフィの紐解きシリーズ」の完結編となる16回目。ここでは、日々の仕事の中で意識することでより良い製品やサービスの提供、ミスや不正の起こらない職場環境の実現などにつながるフィロソフィを解説している。
目次
- 製品の語りかける声に耳を傾ける
- 一対一の対応の原則を貫く
- ダブルチェックの原則を貫く
- ものごとをシンプルにとらえる

フィロソフィこそ経営の源泉
(2011年6月2日 盛和塾福島開塾式)概要
東日本大震災から3ヵ月余り、過酷な状況下で経営にあたる福島の塾生に向けて、日本航空再建の事例をもとに、企業経営における「フィロソフィ」の必要性と、その強大なパワーについて語る。
目次
- 過酷な状況下で迎えた開塾
- 経営の要諦は「フィロソフィ」に尽きる
- 「フィロソフィ」誕生の経緯
- 人生・仕事の方程式=考え方×熱意×能力
- 際限のない努力が成功をもたらす
- 「考え方」がマイナスなら、結果もマイナスに
- 講演聴講者から贈られた即興詩
- 「フィロソフィ」がもたらしたJALの意識改革
- 「フィロソフィ」の実践が呼び起こしたお客様の感動の声
- 社員の意識と会社業績は連動する

人生論(5講話)▼
心を高めていくと
「真我」に近づき運命は好転する
概要
「心」の構造を突き詰めていくと、その中心には「真我」がある。この真我こそが、宇宙、森羅万象をつくりあげたものであり、真我に近づいていくことで、運命は好転してゆく。
一般的には、真我を探っていくには精心的な修行が必要とされているが、経営者は仕事を通じて、誰にも負けない努力をし、謙虚な心をもって感謝し、反省ある毎日を送ることで心を高め、会社を発展させていくことができる。
目次
- 宇宙の摂理に通じる「真我」
- カルマにより現世の人生が決まる
- 「真我」を知るには修行がいる
- 「真我」に委ねれば運命は開ける
- 進歩発展と調和に必要な「利他の心」と「努力」

働く意義、利を求むるに道あり
(1998年6月25日 関西地区合同塾長例会)概要
本講話は、労働の意義は、物資的な豊かさのみを得るものではなく、精神的な豊かさを得るものであること。また正しい道を踏んで利益を得ていくことの大切さを説かれている。
目次
- はじめに
- 働く意義を明確にする
- 古き良き日本人の労働観
- 経営道と菩薩道
- 利を求むるに道あり
- 独占を排除するアメリカの社会正義

人生を導く真理
-2つの法則と2つの心構え-
概要
本講話では、人生を織りなす「運命」と「因果応報」の二つの法則、それに対する二つの心構えについて、話されている。また人生をよりよいものにしていくために、六波羅蜜を実践し、自らの心、人格を磨いていく必要性を説かれている。
目次
- 人生を支配する二つの法則
- 因果応報の法則が運命を変えていく
- 逆境が幸運につながっていく
- 二つの心構えを守る
- 同じ過ちを繰り返し続けてきた人類
- 人生と経営における六波羅蜜
- 心だけは死後も残り続ける
- 心の多重構造
- 魂を磨き、すばらしい人生を歩む

六つの精進
(2008年7月17日 第16回全国大会)概要
「六つの精進」は、企業経営をしていく上での必要条件であり、同時に、人間としてすばらしい人生を生きていくための必要条件でもある。幸福な人生を歩みたいならば、また立派な企業経営をしたいと思うならば、この「六つの精進」に説かれている実践項目をひとつずつ忠実に実践していくことが重要である。
目次
- 一、誰にも負けない努力をする
- 二、謙虚にして驕らず
- 三、反省のある毎日を送る
- 四、生きていることに感謝する
- 五、善行、利他行を積む
- 六、感性的な悩みをしない

私の幸福論
-幸福は心のあり方によって決まる-
概要
本講話は2013年12月17日「盛和塾西日本地区忘年塾長例会」にて「私の幸福論-幸福は心のあり方によって決まる-」と題し、「勤勉」「感謝」「謙虚」の大切さに触れながら、幸福のベースとなる心のあり方について話されている。また、経営者にとっての幸福とは何か、その幸福を得られる心のあり方をわかりやすく説いている。
目次
- はじめに
- 「幸福論」が求められる背景
- 勤勉に一生懸命働く
- 感謝の気持ちをもつ
- 隠れ念仏に学んだ感謝の心
- 謙虚に反省する
- 人間の欲深さを表現した仏教説話
- 三毒を抑え、利他の心をもつ
- 日本航空という集団を幸福に導いた「利他の心」
- 経営者にとっての幸福とは

経営問答(4講話)▼
経営問答シリーズNo.1
社員のやる気を引き出す
概要
3K業種の仕事において、どのように社員をやる気にさせればよいのか、という質問に対し、京セラの創業期の話をひもときながら、社長が会社、仕事の意義を明確にし、それを社員と共有していく重要性を説く。
目次
- 質問 3K業種の仕事で、社員をやる気にさせるには
- 回答 会社・仕事の意義を明確にし、モチベートしていく

経営問答シリーズNo.2
老朽設備の大規模改修のタイミングについて
概要
本講話は、老朽設備の大規模改修にあたって、京セラグループの工場やホテルの事例をもとにパッチワークで対応することの重要性を説いている。
目次
- 質問 老朽設備の大規模改修のタイミングについて
- 回答 借入を重ねずに、パッチワークで改修をする

経営問答シリーズNo.3
やりがいや充実感を持てる会社をどのように築くか
概要
本講話は2000年代の盛和塾塾長例会での経営問答。先代亡き後、家業を継いだものの、社員の少ない零細企業において、一人ひとりが会社の仕事を通してやりがいや充実感を持てる社風や環境、システムをどのようにしたら築けるのかという質問に対し、従業員には、現場の意見を反映させて経営への参画意識を持たせつつ、経営者は先頭に立ってみんなを率いることが求められると説いている。
目次
- 質問 やりがいや充実感を持てる会社をどのように築くか
- 回答 参画意識を高める仕組みがやりがいを生む

経営問答シリーズNo.4
企業を発展に導く営業哲学とは、また営業の人格と能力について
概要
公共事業を取り扱う設計事務所経営者からの質問。自社の発展のため、営業力の強化を図るも、従業員に営業の本質が伝わらずうまくいっていない。そこから成長発展するために留意しなければならない営業哲学はどのようなものか。また、営業の能力や成績はフィロソフィの学びと必ずしも相関しないとすれば、どのように育てるべきか。営業育成の悩みに応える経営問答。
目次
- 質問 企業を発展に導く営業哲学とは、また営業の人格と能力について
- 回答 技術や資産を生かして営業しつつ、能力とフィロソフィを身に付けさせる

CD講話(20講話)▼
「心に響く教え」No.1 物事を判断する時に必要な“勇気”
(1992年4月3日 盛和塾滋賀・福井合同例会)
「心に響く教え」No.2 絶え間なく工夫せよ
(1992年4月3日 盛和塾滋賀・福井合同例会)
「心に響く教え」No.3 心のあり方が経営を決める~繰り返しの反省が人格を高める~
(1992年4月6日 盛和塾神戸・播磨合同例会)
「心に響く教え」No.4 エゴを抑えると利他の心が出てくる
(1992年4月6日 盛和塾神戸・播磨合同例会)
「心に響く教え」No.5 不景気に効く特効薬などない。「かねて」が勝負!
(1992年5月12日 盛和塾東京例会)
「心に響く教え」No.6 不況は市場開拓、新規開発の絶好期
(1992年5月12日 盛和塾東京例会)
「心に響く教え」No.7 強烈な願望を心に抱くことが経営のまず最初
(1992年11月17日 盛和塾新潟例会)
「心に響く教え」No.8 総スカンをくらっても、垂直登攀を貫く勇気
(1992年12月14日 盛和塾合同忘年会)
「心に響く教え」No.9 社員指導は自分の全人格を賭けた勝負!
(1993年2月25日 盛和塾鹿児島例会)
「心に響く教え」No.10 事業経営は観念論ではなく実務
(1993年2月25日 盛和塾鹿児島例会)
「心に響く教え」No.11 社長として大事なことー判断・決断の基準を心の座標軸として持つー
(1993年4月19日 盛和塾鹿児島例会)
「心に響く教え」No.12 投資は後追い。「泥縄式」で経営する
(1993年4月19日 盛和塾鹿児島例会)
「心に響く教え」No.13 仕事の意義を説く-大義名分をハッキリさせることが経営者の大きな役割-
(1993年4月19日 盛和塾鹿児島例会)
「心に響く教え」No.14 経営目標、経営者の意志を従業員の意志に替える
(1993年6月14日 盛和塾京都・滋賀・福井合同例会)
「心に響く教え」No.15 得意技で勝負する
(1993年6月14日 盛和塾京都・滋賀・福井合同例会)
「心に響く教え」No.16 会社が小さな時から管理システムを作り上げよ
(1993年10月20日 盛和塾静岡・名古屋合同例会)
「心に響く教え」No.17 人物が人を治める
(1993年10月20日 盛和塾静岡・名古屋合同例会)
「心に響く教え」No.18 経営の面白味は、従業員との一体感から
(1993年12月1日 盛和塾佐賀開塾式)
「心に響く教え」No.19 映像のように経営を映す「部門別採算表」
(1993年12月1日 盛和塾佐賀開塾式)
「心に響く教え」No.20 儲け話には乗るな
(1993年12月1日 盛和塾佐賀開塾式)